2025/11/30 07:02
2025.11.30
へちま便り
【初冬のへちま花】
二宮駅の近くにある「喫茶Sando」さん☕
自宅での考え事などに煮詰まったときに、時々お邪魔しています。
今年、お店の正面の花壇にへちまが植えられています🌱
夏は涼し気なグリーンカーテンになり、道行く人の目を楽しませていました。
また、元気よく伸びたツルの勢いは、店主の想像を超えていたほどです。
(屋根まで到達していましたからね!)
―――先日、そのお店の前を通ったんですが、あらまぁ、びっくり!😲
お花が4つくらい咲いているではないか、もう12月になろうとしているのに!
へちま花は大体6月頃から咲き始めることを考えれば、このお店のは大器晩成型の「遅咲き」。

(photo by Sandoの店主さん)
…でも、ここではたと気が付いたんです。
『「遅咲き」「早咲き」って言うけれども、でも、これって、何をもって「遅い」「早い」っていうんだろう??』って。
多くのへちま花が咲く時期を基準にして、ニンゲンが勝手に「遅い/早い」と言っているだけで、
当のへちま氏にとったら、どちらでもなくて、ただ、「咲くタイミングが来た」だけのことなんじゃないかな…。
―――そして、これはニンゲンも同じだと思うんです。
「周りがそうしているから」とか、「周りの人にどう思われるか」とか、そういう価値基準じゃなくて、自分に適したタイミングを待つ。
焦ったり不安になったりする時もあるけど、でも、自分の可能性を信じて待つ。
そして、いざその時が来たら「えいやっ!」と飛び出す💨
…ここで大事なのは、その人の周りにいる人たちが、その人のことを急かしたり、(同調圧力も含めて)、見限ったりせず、辛抱強く待つこと。
そして、その人がいざ何かを始めた暁には、たとえそれがどんなに小さいことであっても、両手を広げて温かく迎え入れる。
私自身も、「誰かの可能性を信じながら辛抱強く待てる人」でありたいし、また、この社会もそうであって欲しいと思う。
そんなことを、初冬のへちま花を見ながら考えていたのでした。
(続く…)
へちま屋
さはらん🥒💓
~おまけ写真~

お店でまったりしている時の様子。
居心地のよい店内で、お便りを書くのが好きです✍
