2025/04/10 20:22
2025.4.10
へちま便り
【種ネタ~へちま種の宇宙②~】

(前回からの続き)
前回は、へちまの種が実の中にぎっしり詰まっているという話をしました。
今回は、その種がどうやって実の外に出てくるかをお伝えしますね。
(※これはどこかに載っていたとかではなく、私の想像というか妄想話です)
へちまにはね、私が「お尻」と呼んでいる部分がありまして…
縦にぶら下がっている時に下になる部分です。
👇「ここ!」の部分。

ここだけ、少し色が違うのが分かりますか?
実が緑の時はあまり違いが分かりませんが、実が熟して、緑⇒黄色⇒茶色へと変化していくと、その違いが見えてきます。



…で、これがある時になると、パカッととれるんです!

本当に「パカッ」と!
この「お尻」部分だけ、中が空洞になっているので簡単にとれるんです。
そうすると、ここから種がサラサラ―っと零れ落ちてきます。
喩えるなら、「打ち出の小槌」みたいな感じ?
小槌から、大判小判がザザザーっと出てくるイメージです。

あれは、多分、自然と種が零れ落ちやすいような仕組みになっているからだと思うんですよね。
私、これを発見したときにとっても嬉しくって!
あの小さい小さい種の中にある生命の神秘性と言うか生命の永続性に感動してしまったんです。
…という話でした。
写真や話だと伝わりにくいと思うので(も・ど・か・し・い!)、是非へちまを実際に育てた時にご自分で体感してみてくださいね。
思いのほか、感動すると思いますよ😀
へちま屋
さはらん🥒💓