2024/06/17 20:22
2024.6.17
へちま便り
【そもそも「へちま水」って…??】
さっき、最近の「へちま便り」を読んでいて気が付いたんだけど…
私、「へちま水とはなんたるものか?」というのを話していませんでしたね💦
こんな肝心なことをすっ飛ばしていたなんて、相変わらずのマヌケであります🤣
というわけで、改めて…
へちま水。
まず、採取方法について。
よく「へちまの実を絞るんですか?」とか聞かれますが、違うんですね~。
実や葉っぱは全く関係なく、茎を切るんです。
そう、茎をパツンと✂
そうすると、下の方の切り口から、ポタリポタリと液体が滴ってきます。
(動画参照)
これがへちま水。
うまくいけば、一晩で3リットルのへちま水が採れることもあります。
(※個体差あり)
次に、薬効について。
ある薬草事典によると、
「へちま水には美肌作用があり、肌荒れ、火傷、あせも、ひび、あかぎれに効果があります。これは、へちまの成分サポニンに保湿効果があるためです。僅かなとろみはペクチンで、肌に潤いを与えます。」と書かれています。
また、化粧水だけではなく、痰切やせき止め用の内服薬としても使えたり、うがいに使ったりすることもできます。
ちなみに、江戸時代の文献によると、一夏に一石一斗三升分のへちま水が大奥の女中たちに献上されたという記録が残っています🌻
その量は、18Lの灯油缶11杯分!!どんだけ多くの大奥たちが愛用したのだろうかと、妄想が膨らみます。
ちなみにですが…
私、以前、インスタグラムで見つけたエジプトのへちま農家のアカウントをフォローしていたことがありまして…🔍
そこの人にコンタクトをとって聞いてみたんです。
「日本ではへちま水というのがあるんだけど、エジプトでもあるのか?」と。相手からは即答「No」。
「そんなの聞いたことがない」とのことでした。
中国や台湾では、へちま水は昔から「美人水」として愛用されてきたのにな…(ちょっとがっかり…😞)
🌎へちまは世界中で栽培されているけど、
① 大きくなったへちま実をたわしにする
② へちまの葉っぱをお茶にする
③ へちま実(幼果)を食べる
④ へちまの花やツルを食べる
⑤ へちま茎からへちま水を採る
⑥ へちま種を食べる
地域によって、へちまの活用方法が異なるみたいですね。
面白いもんですね~。
調べれば調べるほど、どんどんハマっていきます♪
いつか、へちま探求世界調査に行ってみたいな…🥒🌎🔍
へちま水については、まだまだ話したいことが多くて、話が長くなるので(もう既に長いけど!)今日はここまでにしておきますね~👋
長文、お付き合いいただき、ありがとう🥰
へちま屋
さはらん🥒💓
へちま化粧水は、へちまサイトにて販売中です♫