2024/06/15 06:53
2024.6.15
へちま便り
【へちま化粧水開発 裏話その2】
(↑白きくらげのシロップ煮)
へちま化粧水の中身(配合成分)を決めるまで、化粧品メーカーさんに9種類のサンプルを作ってもらいました。
段階を分けて、この成分を入れるor入れないでまず決めて、入れるとなったら、その量を決めていく。という感じでした。
へちま水の魅力を最優先とし、「清涼感としっとり感のちょうどよいバランス」を目指しました。
へちま水の原液はそのままでも使えますが、ちょっとしっとり感が足りないので(※個人の好みによります)、それを何で補うか、がポイントでした。
メーカーさんから2種類の成分を提案されたんだけど、その内の一つが「白きくらげ」でした。
みなさん、白きくらげって知っていますか?
「くらげ!?」て思いきや、これはきのこの一種です。
黒きくらげは中華料理でもよく使われていますよね、プリプリッとした食感。
一方、白きくらげは薬膳料理でよく使われていて、プルップルとした食感。
『薬膳・漢方の食材帳』によると、「白きくらげ:滋養強壮や美肌づくりに肌に潤いを与えてくれる食材」と書かれています。
かくいう私も、白きくらげが大好きでして…
元々は、舌診してくれた漢方医の「アナタ、胃が乾いているわね!白きくらげがいいわよっ!」という強烈なおススメがあったからだけど、
でも、それから白きくらげの食感にハマり、10年くらい「一日一白きくらげ」生活です。
茹でた白きくらげを大量に冷凍してあり、常時ストックしております。
そのくらい、白きくらげ好きです。
話は元に戻すけど…。
このへちま化粧水に白きくらげを入れるのを提案されたとき、「面白そう!」とまず思いました。
だってさ、なんだか正体が分からないカタカナ語のものが入るより、「白きくらげ」と書かれている方が親近感がない?
それに、これは私の勝手な妄想だけど、へちまと白きくらげって、なんか似ているものを感じるんだよね。
どちらもゆるキャラというか、「地味だけど、超実力者」みたいな感じが。
あと、これもなんとなくだけど、「へちま好きなら白きくらげを面白がってくれそう♫」という根拠のない確信がありました。
というわけで、白きくらげを入れることが決まり、その量をどれくらい入れるかも数パターン作ってもらって、絶妙な量が決まりました。
まさに、当初めざしていた「清涼感としっとり感の絶妙バランス✨」
さはらん🥒💓