2023/09/06 21:18

2023.9.6

へちま便り
【「ベトナム×へちま食事会」への想い①】

私が生まれ育った、神奈川県大和市。
県外の友人が遊びに来ても、案内してあげるような名所が思い浮かばない、そんな所。
特長としては、外国人市民の割合が高いということ📝
その数、2.96%。
つまり、36人に1人。
大都市の川崎市が1.9%、横浜市が2.2%というのに比べても、高い。

こんな小さな市でどうして外国人市民の割合が高いかというと…
以前、大和市には「インドシナ難民定住促進センター」というのがあり、
1980年代に日本にやって来たベトナム・ラオス・カンボジアからの難民(いわゆる「ボートピープル」)がここに暮らしていた🏡

センターはその後、1998年3月に閉所されたが、そこで生活していた人たちが今も大和市やその周辺の市に暮らしている。
また、こういう風土だからか、様々なバックグラウンドを持つ人たち(日系の人、中国帰国者の子孫たち)も集うようになった。

話を元に戻すと…
先述のセンターは、私が通っていた小学校のすぐ後ろにあり、我が小学校にもベトナム・ラオス・カンボジアからの子どもたちが多く通っていた🏫

私が覚えているのは、確か小学校3年生のときのこと。
クラスに、ベトナムから、コーンさんという名の女の子が入ってきた。
その子は、日本語が全く分からず学校生活に慣れるのも大変そうだった。
ほうきの使い方を担任の先生から教わっている姿を見て、「自分とは異なる環境で育った人がいる」ということを実感したのを今でもよく覚えている。
多分、あれが、私が「日本の外にある世界」を感じた、生まれて初めての経験🌎

少し話は変わるが、私の母はスーパーフレンドリーな人で、だれとでも(特に海外から来た人)仲良くなりたがる。
定住センターに住んでいる人とも仲良くなり、互いの家を行き来していた🏡🏡
そんな母にくっついて行っていた小学生の私でした🎒

…という幼少期を過ごしたからか、私は大きくなってから「日本の外の世界」に興味があり、海外ワークキャンプに行ったり、タイに単身滞在したりしていた。

今まで、日本の国内外でいろんな国の人たちと接する中で感じたのは、「人間って大して変わんないだなぁ」ということ。
(言葉にすると、あまりにも薄っぺらい表現だけど💦)

・わが子を想う親の気持ち👶
・恋バナをする時の女子のトキメキ💓
・「おいしいね」と言いながら食卓を囲む幸せ😋
…など。
そういう「人間としての普遍性」。
そういうことに目を向けると、どこの人とでも割とフラットな付き合いができると思うんです。

(つづく)

写真1~3:19才の時に行った「海外家建築ワークキャンプ」inフィリピン。
あの時は超短髪。
(フィリピンの男友達には、「軍人ヘアスタイルだね」とよくからかわれたっけな🤣)

写真4~7:タイ滞在の時の様子。あの時は、長髪。

写真8~10:イランに行った時の様子。外出時は常に「ヒジャブ」着用。

へちま屋
さはらん🥒💓