2023/09/02 05:56
2023.9.2
へちま便り
【へちまの様に…】
これは、へちまに限ったことではないんだけど、
動植物から学ぶことって、本当にたくさんあると常々思ってます。
秦野のへちま畑にある、竹の支柱アーチトンネル。
今年で3年目ということもあり、大分老朽化が進んでいました。
へちま実の重さに耐えられなかったのか、ついに支柱の一部が崩れてしまいました。
それを発見した時は、一瞬「ガーン!😲」となったけど、
そんなことを微塵も気にする様子もなく、
今までと変わらず、へちまのツルは伸びていて、お花もきれいに咲いていて…
まるで、「確かに支柱は倒れた。…だから、何❔」と言っているかのように、
今までと何も変わらずそこにいるわけです。
その姿に勇気づけられました。
そして、「お前もがんばれよな」と言われたような気がしました。
―この間、リポーターの人に「へちまの魅力は何ですか?」とインタビューされた私🎤
ツルが自由に伸び行く姿と、
黄色くて鮮やかな花と、
へちまの花ことば(「悠々自適」)の話をしたと思いますが…。
今、同じ質問をされたら、こう答えるね。
「へちまの生きる姿そのものです。」
硬い殻を自ら破って発芽する生命力。
みずみずしく、青々とした葉っぱ。
周りのものにツルを巻きつけながら、どんどん伸びてゆくアグレッシブさ。
太陽を目指して、上へ上へと咲いていく花。
大きくて重いへちま実を支えるツル。
そして、目には見えないけど、それらすべてを支える根っこ。
どれもどれもが、その時々の私に必要なメッセージをくれる。
自由に、思う存分ツルを伸ばし、
迷いなく、太陽を目指して花を咲かせ、
ドーン!と実をつけ、
気持ちよく、ゆらゆらと揺れる。
そんなへちまな人でありたい…。
へちま屋
さはらん🥒💓